5時から作家塾

健康だけでなく幸福な時間も 人気を集める自然素材のおやつ定期便 (3/4ページ)

吉田由紀子
吉田由紀子

 50社すべてNG 一度はあきらめたものの…

 バウムクーヘンも商品化に苦労した一つだ。バウムクーヘンの本場・ドイツには国立ドイツ菓子協会という団体があり、製造基準が厳密に定められている。その条件をクリアしなければ、バウムクーヘンとして販売することは認められない。材料は、小麦、バター、卵、砂糖のみ。添加物は一切使用しない。

 「本物のバウムクーヘンを作りたい、とバイヤーが協力してくれる洋菓子メーカーを探しました。しかし、『製造量が合わない』『うちでは難しい』『ショートニングや添加物入れないと無理』と断られ続けました。量販店向けに製造しているところは、一度に作る量が膨大であることや、添加物を入れないと賞味期限が短くなり、流通に向かないという理由でダメでした」

 50社に依頼した結果、すべてNG 。一度はあきらめたものの、「本物」を作りたくて、再度チャレンジをする。またしても断られ続けるが、ようやく石川県にあるバウムクーヘン専門店が「作ってみましょう!」と引き受けてくれる。

 「このお店は、マーガリンは一切使わず、バターのみの製法にこだわり続けています。ドイツの伝統製法である、材料を個別に撹拌する『別立て製法』なんです。そのため、しっかりした食感と濃厚だけど優しい後味が残ります」

 外部の専門メーカーへ委託する場合もあれば、自社で製作するおやつもある。スナックミーには専属のパティシエがおり、ユーザーからの感想やリクエストに応じて、毎月、新作のおやつを作っている。

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