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熊本・益城町、激震5年前に鎮魂の祈り 当時経験の継承誓う

 平成28年の熊本地震で震度7を2度観測し、関連死を含め45人が犠牲になった熊本県益城町は11日、発生5年を前に町文化会館で追悼式を開いた。参列者約130人は冒頭に黙祷(もくとう)し、遺族代表の長石美輪さん(41)が「あの時の経験と教訓を伝えていく」と決意を語った。

 新型コロナウイルス対策で、参列者を遺族28人や西村博則町長ら町関係者などに制限。長石さんは祖父西村正敏さん=当時(88)=と祖母美知子さん=同(82)=をしのび、「経験と教訓を無駄にせず、災害に対する備えに取り組むことが大切だ」と訴えた。

 西村町長は全国からの支援に謝意を示し、「仮設住宅などでの生活を余儀なくされている方々もいる。最後の一人までしっかりと寄り添う」と式辞を述べた。

 熊本地震は28年4月14日に「前震」、16日に「本震」が起き、益城町では住宅の約6割に当たる6千棟以上が全半壊した。

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