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五輪組織委、開会式で小山田圭吾氏の楽曲使用せず 

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は19日、23日に行われる東京五輪開会式で楽曲制作を担当するミュージシャンの小山田(おやまだ)圭吾さんの辞任を発表した。小山田さんが担当した開会式のオープニングの楽曲は使用しないという。小山田さんは過去に雑誌のインタビューで学生時代のいじめについて告白していたことが問題となり、辞任を申し出ていた。

 組織委の武藤敏郎事務総長は19日夜、「多くの皆さまに不快な思いをさせたこと、混乱を招いたことを心からおわび申し上げる」と謝罪。問題発覚後、組織委は「現在は高い倫理観を持って創作活動に献身している」として小山田さんに担当を続けさせていたが、武藤氏は「開会式まで時間がなく、引き続き(担当を)お願いしても許されると考えたが、判断が甘かったと深く反省している」と釈明した。

 組織委によると、小山田さんが担当していたのは、開会式冒頭の4分間程度の楽曲だった。関係者が代替策を検討している。

 小山田さんは同日、自身の「ツイッター」で「(楽曲制作の)依頼をお受けしたことは、さまざまな方への配慮に欠けていたと痛感している」とし、組織委に辞任を申し出たことを明かしていた。「(関係者らの)ご指摘、ご意見を真摯(しんし)に受け止め、感謝申し上げると共に、これからの行動や考え方へと反映させていきたい」とも書き込んだ。

 小山田さんは平成6年1月発行の「ロッキング・オン・ジャパン」(ロッキング・オン)と7年8月発行の「クイック・ジャパン」(太田出版)で、同級生を箱に閉じ込めたり、障害のある生徒をからかったりしたことを語っていた。

 組織委は過去の発言を把握していなかったが「不適切」との認識を示した上で、「小山田氏は発言を後悔、反省している」としていた。

 加藤勝信官房長官は同日の記者会見で、「障害の有無にかかわらず、いじめや虐待はあってはならない。組織委において適切に対応していただきたい」と述べた。

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