海外情勢

中国の20年農民工517万人減少 平均月収は6業種で上昇、中国国家統計局が発表

中国新聞

 中国国家統計局が発表した「2020年農民工(農村からの出稼ぎ労働者)観測調査報告」によると、20年の農民工総数は前年比1.8%減の2億8560万人と前年より517万人減少した。

 農民工の出稼ぎ先は戸籍地外が同2.7%減の1億6959万人。そのうち省外への移動は同6.1%減、戸籍地と同じ省内での就業は前年とほぼ同水準の同10万人減だった。地元での就業は同0.4%減の1億1601万人。

 農民工の平均月収は同2.8%上昇の4072元(約6万9000円)。農民工の就業が集中する6業種で上昇が続き、製造業は同3.5%上昇の4096元と伸びが最大となり、交通輸送・倉庫保管、郵政業は同3.1%増の4814元と最も高かった。

 農民工の平均年齢は前年より0.6歳上昇の41.4歳。年齢構成比は40歳以下が49.4%と同1.2ポイント低下し、51歳以上は増加傾向で同1.8ポイント上昇の26.4%となった。高学歴者の比率はやや高まり、専科(短大、高等専門学校に相当)以上の学歴保有者の割合は12.2%と同1.1ポイント上昇した。

 都市部で働く農民工で「居住地の地元民である」との帰属意識を持つ割合は41.4%と、同1.4ポイント上昇した。帰属意識は都市の規模が小さいほど高く、人口100万~300万規模の都市で最も上昇した。また、50万人以下の都市では居住地での生活に適応している割合が最も高かった。(中国新聞社)

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