国内

2年度の旅行収支89%減 コロナで訪日客落ち込み 経常黒字、3年連続縮小

 財務省が13日発表した令和2年度の国際収支速報によると、訪日旅行客の消費から日本人が海外で使ったお金を引いた旅行収支の黒字額は2645億円で、前年度比89・2%減だった。旅行収支は14年度に黒字に転じて以降は黒字の拡大が続いており、初めて減少に転じた。新型コロナウイルス感染拡大で人の流れが止まり、訪日客が減少したことが響いた。

 海外とのモノやサービス、投資の取引状況を示す経常収支の黒字額は、3・8%減の18兆2038億円となり、3年連続で黒字幅は縮小した。

 一方で輸出から輸入を差し引いた貿易黒字は前年度の約8・1倍の3兆9047億円に拡大。自動車や自動車部品の輸出が減少したが、液化天然ガス(LNG)などエネルギー価格下落による輸入減少の影響が大きかった。

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