海外情勢

中国企業の第1四半期、海外M&A総額が2倍以上に

中国新聞

 国際会計事務所アーンスト・アンド・ヤング(EY)が公表した「2021年第1四半期(1~3月期)中国海外投資概要」によると、中国企業が21年第1四半期に発表した海外M&A(企業の合併・買収)の件数は前年同期比で横ばいの120件、総額では同135%増の172億ドル(約1兆8835億円)に上った。総額が拡大したのは1億ドル以上の大規模取引が同2倍以上の26件となったため。欧州での取引額が最も多く、全体の45%を占めた。新型コロナウイルスワクチンの普及や中国経済の回復など複数の要因が有利に働き、昨年第4四半期に回復に転じていた。取引額が多かった3分野はTMT(科学技術・メディア・通信)、消費財、先進製造業・輸送で、中でもTMTは全体の34%を占めた。低感度のハードウエア製造やソフトウエア開発、先進製造業・輸送、ITサービスが多く、その6割近くがアジアでの投資。近年は各国でグリーンビジネスや持続可能な発展が重視され、新エネルギー分野への投資が増えている。(中国新聞社)

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