国内

換気万全、牛舎型ジム人気 全国展開目指す

 千葉県八千代市に昨年12月にオープンしたジムが新型コロナウイルス禍で人気を集めている。牛舎を参考にした壁のない「半屋外」の構造が特徴で、その名も「ファームステーションジム」。換気に優れ、担当者は「新しい生活様式として、外の空気を吸いながら安心して利用してほしい」と呼び掛けている。

 同県成田市で牧場を運営する「秋葉牧場」が開設した。昨年4月ごろ、ジムなどの施設でクラスター(感染者集団)が発生したことをきっかけに、利用を控える人が全国的に増加。同社もジムを運営する関連企業を持つことから、牧場と融合した施設を造ろうと考えた。

 実際に牧場で使われている牛舎は、口蹄(こうてい)疫などの感染症対策を考慮し試行錯誤を重ねた結果、現在の構造になっている。ファームステーションジムは四方が開け、風通しは抜群。接触機会を減らすため常駐スタッフを置かずにICカードで管理し、更衣室やシャワーも置かないなど感染対策を徹底する。

 牧場の工房が隣接しており、牛乳から取れるホエイを使用したプロテインの開発も進めている。牛舎と構造が同じなので、床部分をリフォームすれば簡単にジムへの事業転換もでき、酪農家の担い手不足で使われなくなった牛舎の活用も想定し、フランチャイズ形式の全国展開を目指している。

 担当者の橋本大助さんは「牧場同様、四季を感じながら体を動かしてリフレッシュしてほしい」と話している。

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