国内

「経済的威圧」と中国批判 豪首相、APEC首脳会議

 オーストラリアのモリソン首相は16日夜、同国を標的にして制裁関税を相次いで発動している中国を念頭に「いかなる国も経済的な威圧の対象になってはならない」と述べ、世界貿易のルールを監視していく上で世界貿易機関(WTO)の役割に期待を示した。

 オンラインで行われたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の非公式首脳会議での発言内容を、オーストラリア首相府が17日公表した。会議には中国の習近平国家出席も参加した。

 WTOの「二審」に相当する上級委員会は欠員によって紛争処理手続きが機能不全に陥っている。モリソン氏は「上級委員会の機能回復が緊急の課題だ」と訴えた。

 中国は、オーストラリアが新型コロナウイルスの発生源調査を求めたことに反発し、昨年から石炭の輸入制限措置や大麦やワインへの制裁関税を相次いで発動している。(共同)

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