国内

菅首相「無観客で意義損なわれない」 IOC総会で訴え

 菅義偉(すが・よしひで)首相は20日午前に東京都内で開かれた国際オリンピック委員会(IOC)の総会で、23日に開会式が行われる東京五輪について「多くの会場では無観客で開催となるが、東京大会の意義は決して損なわれるものではない。世界で40億人もの人々がテレビなどを通じて観戦する。世界が大きな困難に直面する今こそ団結し、人類の努力と英知によって大会を開催できることを日本から世界に発信していきたい」と述べた。

 首相はまた、新型コロナウイルス感染防止対策について「今回の大会は多くの制約があり、これまでとは異なるが、国民の命と健康を守ることを優先に、選手や関係者にも安心して大会に参加していただくよう対策を徹底し、安全・安心の大会を実現する決意だ」と強調。その上で、出席したIOC関係者に協力を求めた。

 東京五輪・パラリンピックの意義について、首相は「世界の頂点を目指すアスリートの活躍は若者や子供たちに夢と希望と感動、そして勇気を与えてくれる。未来を切り開く原動力となる」と述べた。また、大会のテーマを「多様性と調和」と説明した上で「女性アスリートの割合は過去最高だ。障害のある人もない人も、お年寄りも若い人も、みんなが助け合って共に生きる共生社会の実現に向けて心のバリアフリーの精神を世界に発信していきたい」と語った。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus