国内

CO2再利用の工程表改訂 合成燃料を追加、経産省

 経済産業省は26日、2050年の脱炭素社会実現に向け、回収した二酸化炭素(CO2)を資源として再利用する技術「カーボンリサイクル」の工程表を改訂したと発表した。技術を活用し製造する合成燃料を新たに加え、用途が広い汎用品の普及開始目標を10年前倒しし40年ごろと定めた。

 CO2と水素からつくる合成燃料は「人工的な原油」ともいわれ、ガソリン車や航空機の燃料として利用が期待される。40年までの商用化を目指す。工程表には、大気中のCO2を直接回収する技術を40年以降に本格普及させるとの目標も新たに盛り込んだ。

 CO2を吸収させて育てる藻を原料とするジェット燃料などの普及時期は従来目標の30年ごろを維持した。

 カーボンリサイクルは幅広い分野での実用化が期待されているが、研究開発段階のものが多く、普及に向けては低コスト化が大きな課題となっている。

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