海外情勢

英原発新設で中国排除か 報道、人権など関係悪化

 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)電子版は25日、英国内での全ての原子力発電所の新設計画について、中国国有企業の関与を排除することを英政府が検討していると伝えた。英政府は近年、香港や新疆ウイグル自治区での人権問題などを巡り中国への批判を強めており、FTは、両国の関係悪化が英側の方針の背景にあると指摘した。

 英国では中国と蜜月関係にあった2015年に当時のキャメロン政権がエネルギー協力で中国と合意。国内の数カ所で現在進む原発新設計画には、中国国有原発大手の中国広核集団(CGN)が関与している。

 ブラッドウェル原発ではCGNが計画を主導し、自社の原子炉技術を使用する予定。FTは関係筋の話として、英国の規制当局が現在審査中だが承認される見込みはないとの見方を伝えた。英政府は報道内容の確認は避けた。(共同)

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