海外情勢

北朝鮮が日本海に向けミサイル発射か 多様な兵器開発を誇示

 【ソウル=桜井紀雄】韓国軍合同参謀本部は19日、北朝鮮が同日、日本海に向けて飛翔(ひしょう)体を発射したと明らかにした。日米韓当局は、北朝鮮が新たにミサイルを発射した可能性があるとみて分析を進めている。北朝鮮は最近、新型ミサイルの発射実験を頻繁に行い、北朝鮮が公表したミサイル発射は9月だけで4回に上る。

 9月28日には「極超音速ミサイル」と称する新兵器の発射実験を実施。新型の対空ミサイルの発射実験を30日に行ったことも公表している。変則軌道が特徴の短距離弾道ミサイルの発射や、新型長距離巡航ミサイルの実験も行っており、多様な新兵器の開発が急速に進む状況を内外に誇示する狙いとみられている。

 北朝鮮は今月10日の朝鮮労働党創建76年の翌日に、平壌で新型兵器の展覧会を開幕させた。金正恩(キム・ジョンウン)総書記は演説で「無敵の軍事力を保有し、引き続き強化していくことはわが党の最重大政策で目標」と述べ、軍備増強を進める方針を示した。

 一方で、北朝鮮に対話を呼び掛けているバイデン米政権に対しては、まずは敵視政策を撤回するよう迫り、当面、対話には応じない姿勢を見せている。

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