海外情勢

欧州議会、台湾との関係強化を勧告 中国反発も

 欧州連合(EU)欧州議会は21日、台湾との関係強化をEU欧州委員会などに求める文書を賛成多数で可決した。文書は台湾との投資協定締結に向け着手するよう要求。EUは人権状況への懸念から中国との投資協定の批准手続きを凍結しており、文書に拘束力はないものの、中国の反発が予想される。

 文書は投資協定のための影響評価や公開協議などを早急に開始するよう求めたほか、台湾にあるEUの窓口機関の名前を変更し、新たな名前に「台湾」を盛り込むよう勧告した。

 さらに、中国が台湾への軍事的な圧力を強めていることに深刻な懸念を表明。中国と台湾の緊張緩和や台湾の民主主義を守るため、より積極的に取り組むよう求めた。

 EUのボレル外交安全保障上級代表は9月、EU初のインド太平洋戦略の具体案を発表し、台湾との経済関係の強化を打ち出している。(共同)

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