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深刻な介護の人材不足を解決へ 大阪発、新ビジネスモデルで難題に挑む (2/3ページ)

吉田由紀子
吉田由紀子

 必要なのはコミュニケーション、アクティブシニアを戦力に

 重松さんは、大手介護スクールで人材紹介や教室運営などの職を経て、5年前に独立開業。志を同じくするスタッフと共に介護業界に一石を投じようとがんばっている。

 「65歳以上の方を対象としているのには理由があります。介護の業務は様々ですが、必要なのは高齢者に接する際のコミュニケーション力なのです。お年を召されている方は、人生経験が豊富ですし、共通の話題も多く会話が弾みます。介護は体力的にきついというイメージがありますが、生活支援ですと料理や洗濯、掃除、買い物といった軽作業が中心になります。元気なシニアの方は大きな戦力になるのです」

 実際に介護士として働いているアクティブシニアは多い。現在、サービス付き高齢者向け住宅に介護士として勤務している男性は、75歳からスクールで勉強をし、資格を取得した。

 「高齢ですが、初めての介護現場で働ける機会もいただき、少しでもお役に立てればとがんばっております」と話す。

 同スクールで介護士の勉強を始めるのは、10代から70代まで、幅広い層である。手厚いケアがあるので、高齢者をはじめ、シングルマザーや障がいを持つ方でも、修了することができるという。

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