5時から作家塾

食事補助は従業員のお小遣いを守るだけじゃない、「社員の健康」への投資だ! (2/2ページ)

 同社の提供する「チケットレストラン タッチ」は電子カードを使った食事補助福利厚生サービスだ。使い方はシンプルだ。企業が従業員にカードを配布し、企業支給分と従業員負担分の合計額を企業がカードにチャージする。

 実質的に食事の半額が会社から補助されたことになる。利用できる店舗は飲食店、コンビニ、スーパーなど59000店以上だ。

 「社員食堂のある大企業だけでなく、全ての労働者に公平な食事補助サービスを提供したい。これだけ店舗数があれば従業員の方も選び放題で、昼食の時間が楽しくなります。フランスでは朝出勤するなり昼食のことを考えてワクワクしている人がたくさんいるんです。これは日本でも是非広まって欲しい文化ですね。」(マリック・ルマーヌさん)

 社員の健康は会社が行う投資

 同社が2018年に行った食事券タイプの「チケットレストラン」ユーザー企業と従業員アンケートによると食事券による食事補助によって87%が健康に良い食事を摂るようになり、76%が食事を摂らない回数が減ったという。

 そう、同社の食事補助の大きな特徴は旧来の「ただ衣食住のための食事補助」ではなく「社員の健康を『投資』としてとらえている点」だ。社員の小遣い危機を救うことにとどまらず、社員の健康は将来の財産と考えているのだ。

 「日本では仕事が忙しいからといってデスクの上でほんの短時間で食事をしたり、節約のため食事をしない人も多いといいます。体にいいわけがありません。しっかりと食事を摂ることは健康に直結し、結果生産性もアップする、まさに正のスパイラルなのです。」(マリック・ルマーヌさん)

 今後は政府が食事補助の非課税金額の上限を上げたり、企業が昼食時間を見直して従業員がゆったりと過ごせるような環境づくりに力を入れたり、従業員を支える側が変化をしていく必要がありそうだ。(ジャイアント佐藤/5時から作家塾(R)

5時から作家塾(R)
5時から作家塾(R) 編集ディレクター&ライター集団
1999年1月、著者デビュー志願者を支援することを目的に、書籍プロデューサー、ライター、ISEZE_BOOKへの書評寄稿者などから成るグループとして発足。その後、現在の代表である吉田克己の独立・起業に伴い、2002年4月にNPO法人化。現在は、Webサイトのコーナー企画、コンテンツ提供、原稿執筆など、編集ディレクター&ライター集団として活動中。

5時から作家塾(R)のアーカイブはこちら

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus